あじばこプレス
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学部 :社会学部
学科 :現代社会学科
学年 :1年
入試方式:総合型選抜
お名前 :徳永有咲今回は社会学部 現代社会学科1年生、徳永有咲さんにインタビューを行いました。
模擬授業での感動をきっかけに受験を決め、総合型選抜での受験対策に励んだ徳永さん。多くの人に支えられながら「自分の言葉」を見つけていく過程や、大学生活の楽しさ、将来への想いを語ってくれました。-
総合型選抜入試の受験体験をうかがいます。
Q1.受験した入試の種類と内容を教えてください。
総合型選抜で受験しました。自己アピールシートと事前課題と面接がありました。小論文や筆記はなく、言葉でしっかり伝える力が問われた形式です。
Q2.なぜその入試方式を選んだのですか?
高校では生徒会で生徒会長を務めていて、その経験を評価してもらえる入試方法を探していました。学力テストよりも、自分の思いや頑張ってきたことを伝える面接の方が向いていると感じて、総合型選抜を選びました。日程的にも早く進路を決められる点も魅力でした。
Q3.現在の学部を志望した理由はなんですか。
オープンキャンパスで偶然受けたゲームニクス(ゲームを夢中にさせるノウハウ)という模擬授業がとても印象的で、もっとこの学びを深めたいと思いました。
社会調査士という資格が今の学部で一連の授業を取れば取得できる点や、社会の仕組みを幅広く学べる点も大きな魅力でした。
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受験に向けた対策や準備について教えてください。
Q4. 受験に向けてどのような準備をしましたか?
自己推薦書(800字)学部志望理由書(800字)将来の夢について(400字)まとめる必要があり、かなり苦労しました。
その際助けてくれたのが、高校時代の先輩で、1年先に亜細亜大学の総合型入試で入学していた先輩から「シラバスをよく調べたほうがいいこと」や、私についての良い点悪い点などをマップにして書いてくれたり、たくさんアドバイスをもらいました。
学校の先生にも文章の添削を何度も繰り返し、自分の伝えたいことがきちんと伝わるように手助けしてもらいました。模擬面接は学校の先生や親にお願いし、自分の姿をビデオに撮って確認することもしました。『これだけは言って帰る』というポイントを意識して、言葉を選びました。
Q5. 使用した参考書や動画などを教えてください。
総合型選抜・学校推薦型選抜のオキテ55』という参考書を使って、面接対策のコツや心構えなどを学びました。特に、実際のやりとりの例が挿絵などもあり理解しやすく参考になりました。
その他には、総合型に特化したYoutubeチャンネル「AOIチャンネル 【総合型選抜・大学情報】」 を活用しました。実践的でわかりやすかったです。
Q6. 試験当日の会場の雰囲気や内容について教えてください。
当日は学校に到着すると、5号館の大きな教室に集合し、7号館の待機室で名前が呼ばれると順番に案内されていく流れでした。面接は男性面接官2名と受験者2名で行われました。質問の内容は、一番最初は「高校で頑張ったこと」だったのですが、緊張からド忘れしてしまい、、、その後も面接官の方が気遣ってくれて先に私でなくもう1名の受験者から先に話すように促してくれたのですが、その後、私の順番が来ても思い出せずにいました。すると、面接官の方から「あなたが高校時代、生徒会長で頑張ってきたことはわかるから大丈夫だよ!」と声を
かけてくれて少し安心して話すことができました。その次の質問が「新設の社会学部 現代社会学科を志望した理由について」だったのですが、事前にしっかり準備していたこともあり自分のペースで話すことができました。
その他に、「将来の夢について」「事前課題について」「大学に入って頑張りたいこと」を質問されました。
面接自体の時間は、体感短く感じましたが、大体15分くらいだったと思います。
Q7. 試験当日に意識していたことや、反省点を教えてください。
練習不足が不安材料になっていたので、本番前に『言いたいことを思い出す時間』を作っておけばよかったと思いました。もっとたくさん模擬面接をしておけば、緊張しても落ち着いて話せたと思います。
あとは、控え室で待機中に、お手洗いに立って鏡の前で笑顔で「あなたは大丈夫!」と話しかけてあげると、落ち着くことができたのでおすすめです!
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大学生活について教えてください。
Q8. 入学後、大学で良かったと思うことは?
授業が楽しくて、学ぶ内容も興味深いです。大学では先生によって授業スタイルが異なり、リズムよく進めてくれる先生もいて、集中しやすい環境だと感じました。留学制度の種類も豊富で、いろいろな国に興味を持てるのも魅力です。
Q9. 今後、大学生活で取り組みたいことは?
社会調査士の資格取得を目指して、授業をしっかりと受けながら知識と視野を広げていきたいです。
Q10. 将来の夢や目標を教えてください。
人の役に立つ商品やサービスを企画できるような仕事に就きたいと考えています。社会の課題や声をくみ取って、自分の言葉や行動でつなげるような存在になりたいです。
Q11. 同じ入試方式で受験する高校生へメッセージをお願いします。
授業でも面接でも、『この学校で学びたい』という気持ちをはっきり伝えることが大切です。オープンキャンパスで興味を持った授業をメモしておくと、それが自分の言葉になります。そして、先生や家族、友達に頼ることを遠慮せずに。ひとりで悩まず、相談することが成功のカギだと思います。
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受験対策や心構えについて詳しくうかがいます。
Q12. 受験勉強で苦労した点はなんですか?
自分が頑張ってきたことを“言葉にする”のがとても難しかったです。思いはあるのにうまく表現できず、自分を責めてしまい何度も悩みました。
Q13. スランプ脱出法やきっかけは?
悩んだときは、すべてを人に話してみることがいちばんでした。言葉にすることで、自分の頭の中が整理されていき、前向きな気持ちを取り戻せました。
Q14. 支えになった人や言葉はありますか?
担任の先生が言ってくれた“いっしょに頑張ろう”という言葉や、“これだけは言おうと決めておけば後悔しない”というアドバイスは心に残っています。友達の“頑張ろうね”という声かけも、すごく力になりました。
Q15. 受験生活で得たものはありますか?
自分の思っていたことを言語化したことが、夢や強みを言葉にして人に伝える力が身についたことです。それが今の自信につながっていると思います。
Q16.お守りや願掛けグッズはありますか?
親からもらった私が好きな味のグミと、友人からはLINEでメッセージをもらったことが頑張る力になれました。逆に私の方から友人に手紙をあげたので、お互いに励ましあえたと思います。
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