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支えと工夫で乗り越えた受験。
ホテル業界を目指す湯浅さん

2025/11/18

あじばこプレス

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    学部        : 経営学部
    学科        : ホスピタリティ・マネジメント学科
    学年        :1年
    入試方式:一般入試(学科別)
    お名前    :湯浅 佳奈

    今回は経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科1年の湯浅佳奈さんにインタビューしました。将来はホテル業界などホスピタリティの分野で活躍することを目指し、一般入試に挑戦しました。得意の世界史を武器に、苦手な英語を克服しようと工夫を重ねる日々。時にはストレスで体調を崩すこともありましたが、家族や友人の支えに励まされ、最後まで諦めずに努力を続けました。

    現在はオープンキャンパススタッフやアジア祭の実行委員として活躍し、人と関わりながら成長を重ねています。受験生活で得た経験を力に変え、将来の夢に向けて歩みを進める湯浅さんに、当時の学びや思いを伺いました。

    • 一般入試の受験体験をうかがいます。

       

      Q1. 受験した入試の種類と内容を教えてください。 

      受験方式は一般入試(学部別)3教科型で、【英語・国語・世界史】の3科目で受験をしました。

       

      Q2. なぜその入試方式を選んだのですか?

      英語は得意ではありませんでしたが必須科目だったため避けられませんでした。その一方で暗記が得意だったので、世界史を得点源にできると考えました。国語は得意不得意に波がありましたが、文章によっては得点を稼げると感じ、この3科目の組み合わせで挑戦しました。

       

      Q3. 現在の学部を志望した理由はなんですか。

      将来はホテル業界に携わりたいと考えていました。また、客室乗務員など航空関係の仕事にも興味があり、幅広くホスピタリティを学べる点に惹かれました。

       

       

    • 受験に向けた対策や準備について教えてください。

       

      Q4. 受験に向けてどのような準備をしましたか?

      本格的に受験勉強を始めたのは高校3年生からです。
      世界史は、先生が作成してくれるプリントや小テストが市販の教材より断然わかりやすく繰り返し活用し、暗記を定着させました。
      英語は、基礎単語から始め、文法、長文と段階を踏んで力を伸ばすことができました。
      ※英語の単語学習は有名な「英単語ターゲット 1900」 を使用しました。
      (公式サイト:https://www.obunsha.co.jp/product/detail/034646)
      国語は、多くの文章に触れることで読解力を鍛え、模試や問題集を通じて演習を重ねました。

       

      Q5. オススメの勉強法はありますか?

      私にとって一番効果的だったのは「ポモドーロ法」です。25分集中して勉強し、5分休憩を取るサイクルを繰り返す方法で、長時間勉強するよりも集中力が続きやすく、気持ちの切り替えもスムーズでした。

      リラックスも兼ねてですが一番の支えは音楽です。ただ、歌詞がついている曲は歌ってしまうので(笑)受験勉強の期間はいろいろと試しましたが最終的には好きな映画やドラマのサウンドトラックになりました。おすすめです! それで行き着いたのが「ポモドーロ法」です(笑)

       

       

      Q6. 受験勉強で苦労した点はなんですか?

      一番大変だったのは、周囲の雰囲気に飲まれてしまったことです。周りの友人が常に勉強している姿を見て、自分も追い込まなければと焦り、無理をしすぎてしまいました。その結果、強いストレスから”帯状疱疹”を発症し、体調を崩してしまったこともあります。

      家族との食事の時間は勉強の話をしないようにお願いしたり、友達と勉強以外の話をするようにしていました。

      この経験から「勉強は大切だけれど、健康を守ることはもっと大切」だと学びました。以降は休憩をきちんと取り入れ、心身のバランスを意識しながら勉強するようになりました。

       

       

      Q7.気分転換に何をしましたか。おすすめを教えてほしいです。

      おすすめは、勉強の合間に未来の楽しみをイメージすることです。小さなことでもワクワクできる要素を取り入れると、ストレスが和らぎ前向きな気持ちを保てると思います。
      受験期はどうしても気持ちが張り詰めるので、あえて「楽しいことを考える時間」を作りました。学校では友達と「受験が終わったらどこに行こう」と予定を立てて話し合ったり、スマホの写真フォルダで友達との思い出を振り返ったりしました。「終わったらまた遊べる!」と考えることで自然と気持ちが前向きになり、やる気も戻ってきました。

       

      Q8. 入試直前の追い込み方法は何でしたか?

      直前期は新しい範囲に手を広げず、それまでに取り組んできた内容を徹底的に復習しました。特に過去問を繰り返し解き、間違えたところや苦手分野を重点的に見直しました。同じ問題でも繰り返すことで「本番でも解ける」という安心感につながりました。
      また、解く順番を工夫し、得意分野から取りかかることで落ち着いて波に乗り、難しい問題にも挑めるようにしました。

       

    • 受験生に向けてアドバイスお願いします。

       

      Q9. 受験当日、試験会場で「これはやっておいて良かった」と感じたことや、逆に「こうすれば良かった」と後悔したことがあれば教えてください。

      良かったのは、電車の遅延を想定して30分以上余裕を持って出発したことです。実際によく止まる総武線は止まらず、その前に乗っていた千代田線で遅延がありましたが、ただ余裕を見ていたのでなんとか、焦らずに済みました。時計など持ち物を事前に確認したことも安心材料になりました。

      反省点は、直前に不安な問題を確認してしまい、かえって気持ちを乱したことです。終わった科目は切り替え、次に集中すべきでした。また、得意な問題から解くなど「解く順番」を過去問でシミュレーションしておけば、もっとスムーズに解答できたと思います。

       

      Q10. 同じ入試方式で受験する高校生へメッセージをお願いします。

      まず伝えたいのは、過去問を徹底的に解くことです。同じ年度の問題を何度も解き直すことで、自分の弱点が明確になり、本番を意識した練習になります。

      受験は一日で運命が決まるように感じるかもしれませんが、それにとらわれすぎず、「自分のベストを出し切る」 気持ちを大切にしてください。そして体調管理も忘れずに、最後まで全力で頑張ってほしいです。

      さらに、受験勉強と同じくらい大切にしてほしいのが高校生活そのものです。高校三年生という一年間は二度と戻ってきません。受験勉強をしっかりやりながらも、学校生活を楽しみ、仲間との思い出を作ることも忘れないでください。その経験は大学生活やその先につながる大切な財産になると思います。

       

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